どうも、YUKINTAです。
試験、また試験と最近大変だったけど(自分はこれを”死の試験週”と言う)……
終わりました。遂に、”死の試験週”が終焉を迎えました。
なのでこれからは自由な時間が得られます、はい。
溜まった課題を一つずつ終わらせていかねば……
PS:今回の年賀状ネタ、どうしよう……
試験、また試験と最近大変だったけど(自分はこれを”死の試験週”と言う)……
終わりました。遂に、”死の試験週”が終焉を迎えました。
なのでこれからは自由な時間が得られます、はい。
溜まった課題を一つずつ終わらせていかねば……
PS:今回の年賀状ネタ、どうしよう……
どうも、YUKINTAです。
やっと終わりました、定期考査。
これでやっと落ち着ける〜〜と思いきや、11月初旬にハーフマラソンが。
約21kmという長距離を走る為、練習しなきゃいけません……
果たして、完走出来るんでしょうか?(分かりません!
……さて、溜めに溜まったビデオを観るとしますか。(走れ
やっと終わりました、定期考査。
これでやっと落ち着ける〜〜と思いきや、11月初旬にハーフマラソンが。
約21kmという長距離を走る為、練習しなきゃいけません……
果たして、完走出来るんでしょうか?(分かりません!
……さて、溜めに溜まったビデオを観るとしますか。(走れ
どうも、YUKINTAです。
9月も残す所、後2日。
新年まで後3ヶ月程。
時が経つのは早いですねぇ、全く……
……では、本編に入りましょう。
段々と忙しくなりつつある現状。
果たして、完成まで行く事が出来るだろうか。
では、始まり!
【TRUTH】
≪8章 海青町 再び(a)≫
【4月24日(日)】
(知樹視点)
チュンチュンチュン……
「……朝か」
小鳥の囀りをアラームに、俺は起きる。
「これならば、お金も掛からないし環境にも優しいな」
これも生活術の1つ。
覚えておいて、損は無いな……
「それじゃあ、朝食の準備をしますか……」
と言う事で、台所へレッツゴー!
メニューは、各自のご想像にお任せしますよ。
「……頂きます」
テーブルに食器も置かれ、俺は朝食タイムに入ることにした。
……数十分後。
「それじゃあ、後片付けといきますかね……」
そう言い、食器を重ねて台所へ。
……更に数分後。
「えぇと、今日は確か那奈と智が来るんだよな」
台所から戻り、ぼそっと呟く俺。
何故ならば……
−4月23日(土)午後3時頃……
「はい、杉山ですが」
『知樹?!』
いきなり大声を出さないでくれ……
「那奈、どうした、怪我人か。救急車なら119番だぞ。
しかし、今の世は救急車を悪用している奴もいるから数分検査が必要だと思うが……」
『智と、内緒で遠くまで言ったんだって?!』
……那奈よ。
せめて、突っ込みを入れてくれ。
悲しいじゃないか……
「……遂にばれたか」
『しかも、海まで見てきたの?!』
「……はい、仰る通りです」
どうやら、那奈に全てばれてしまった様だな。
智の奴、何処まで耐えたのだろうか……
『それで、明日なんだけど……』
「まさか、那奈も連れて行け……と?」
無言だが、おそらく電話の向こう側では頷いているだろう。
「……分かった。明日、朝の9時頃来てくれ」−
……という事だ。
やっぱり、隠し事って何時かばれちゃうもんなのかね……
「でもまぁ、どうせなら……」
そう呟き、1人の人物に電話を掛ける。
その人物とは……
『はい、如月です』
「なぁ、俊一。今日は暇か?」
『……いきなりだな。まぁ、暇だけど』
「それじゃあ、ちょっと遠くまで行ってみないか?」
『遠くまで? いきなりだな。……まぁ、いいけどさ。何時頃行けばいいんだ』
「今すぐ」
『今すぐって、おい……。それじゃ、そっちに行くから電話切るぞ』
「おう。じゃあ、また後でな」
『あぁ』
……と言う事で、電話を切る。
海青町に行くにはバイクが必要だが、俺は知っている。
俊一がバイクを持っている事を。
多分、それは俺しか知らないだろう……
ピーン、ポーン……
「お、来たか。さて、どちらかな?」
玄関に行き、扉を開けると……
俊一、那奈、智が揃って立っていた。
これは、予想外だな。
俊一のことだから、もっと遅く来ると思っていたんだが……
「で、俊一。バイクは持って来たんだろうな?」
「当然。これが無きゃ、町の外に行けないだろ」
……確かに、その通りである。
この二条町は広い為、外に出るには車やバイク等が必要となる。
まぁ自転車もあるにはあるが、かなりの体力が必要になるだろう。
「それじゃ、バイクに乗って出発だ!」
……只今、道路を2台のバイクが走っている。
一台には俊一と智が、もう一台には俺と那奈が乗っている。
「なぁ、知樹。何処に行くんだ?」
「それは行ってからのお楽しみだ! な、智」
「うん、そうだね」
「ギロリ」
……何か後ろから寒気を感じるのだが、気の所為だろうか?
気の所為であって欲しいのだが……
「到着!!」
「うわぁ……。此処、都会じゃないか?」
俊一は、海青町を見て唖然としている。
まぁ、田舎の人から見たら充分都会だろうな。
「……凄い」
あぁ、此処にもいましたよ、田舎の人が。
「那奈、中はもっと凄いぞ?」
「本当?!」
そして、那奈は姿を消した。
……否、走って海青町の中に入って行った。
「俊一、すまないが那奈の所に行ってくれ。俺は、智と行く」
「分かった。じゃあ、後でな」
「おう」
そう言うと、俊一は走って那奈を追いかけに行った。
「……智。俊一は那奈を捕まえられると思うか?」
「……無理だと思う」
「やっぱり、お前もそう思うか」
どうやら、俺達は頭の中で共通の事を思っている様だ。
【俊一に、那奈を捕まえる事は出来ない】と。
「それじゃあ、俺達も中に入りますか……」
「そうだね」
と言う事で、俺達も海青町の中へ。
此方は、ゆっくりと楽しみますかね……
……海青町の中に入って数分後。
「智、行きたい場所はあるか?」
「うーん……。ゲームセンターに行ってみたい」
「よし。じゃあ、行くか」
と言う事で、最初の目的地はゲームセンターに決定。
「……目的地には着いたが、どれで遊ぶんだ?」
ゲームセンターに着いたは良いが、数が多すぎる……
これでは、迷ってしまうではないか。
「うーん……これ!」
智が最初に選んだのは、定番のカーレースゲーム。
「よし、それじゃあ俺と勝負だ!」
「えぇ……。知樹、強そう……」
「大丈夫、俺やった事無いから」
俺、田舎出身だからこういう所来た事無いんだよ。
だから、全てが初挑戦って訳。
「じゃあ、行くぞ!」
「うん」
……そして、結果は。
「……負けた」
「勝ったぁー!」
負けました、小学校1年生の子供に。
俺って、弱いのかね……
「で、次は何にする?」
「うーん……これかな」
次に智が選んだのは、定番の太鼓を叩くゲーム。
名前は、『太鼓の○○』。
「面白そうだな、やってみるか」
「じゃあ、勝負だね」
お、やっぱりそう来ますか。
だが、選択を誤ったようだな……
俺は小さい頃、夏に行われる祭りの為に太鼓を叩いていたのさ。
だから、智に負けるはずが無い!!
「智、勝負だ!!」
「うん!」
「わーい、勝ったぁー!」
「馬鹿な……」
この俺が、負けた……?
『太鼓の○人』と言われてきた俺が、7歳の少年に……
……家に帰ったら、思いっきり泣こう。
「次は、どれがいいかな……」
前言撤回、今泣こう。
「あぁ、面白かったぁーー!!」
「……さいですか」
ゲームセンターから出て、突如智のコメント。
何か、悲しくなるわ……
「……あ、そう言えば俊一達は大丈夫だろうか?」
「さぁー」
うーむ、少し心配だな。
俊一が、那奈を捕まえているかどうか……
「ちょっと、2人を探しに行くか」
「そうだね」
と言う事で、俺達は俊一と那奈を探す事にした。
……俊一、そこら辺で倒れてないだろうな?
−−−To be continued−−−
9月も残す所、後2日。
新年まで後3ヶ月程。
時が経つのは早いですねぇ、全く……
……では、本編に入りましょう。
段々と忙しくなりつつある現状。
果たして、完成まで行く事が出来るだろうか。
では、始まり!
【TRUTH】
≪8章 海青町 再び(a)≫
【4月24日(日)】
(知樹視点)
チュンチュンチュン……
「……朝か」
小鳥の囀りをアラームに、俺は起きる。
「これならば、お金も掛からないし環境にも優しいな」
これも生活術の1つ。
覚えておいて、損は無いな……
「それじゃあ、朝食の準備をしますか……」
と言う事で、台所へレッツゴー!
メニューは、各自のご想像にお任せしますよ。
「……頂きます」
テーブルに食器も置かれ、俺は朝食タイムに入ることにした。
……数十分後。
「それじゃあ、後片付けといきますかね……」
そう言い、食器を重ねて台所へ。
……更に数分後。
「えぇと、今日は確か那奈と智が来るんだよな」
台所から戻り、ぼそっと呟く俺。
何故ならば……
−4月23日(土)午後3時頃……
「はい、杉山ですが」
『知樹?!』
いきなり大声を出さないでくれ……
「那奈、どうした、怪我人か。救急車なら119番だぞ。
しかし、今の世は救急車を悪用している奴もいるから数分検査が必要だと思うが……」
『智と、内緒で遠くまで言ったんだって?!』
……那奈よ。
せめて、突っ込みを入れてくれ。
悲しいじゃないか……
「……遂にばれたか」
『しかも、海まで見てきたの?!』
「……はい、仰る通りです」
どうやら、那奈に全てばれてしまった様だな。
智の奴、何処まで耐えたのだろうか……
『それで、明日なんだけど……』
「まさか、那奈も連れて行け……と?」
無言だが、おそらく電話の向こう側では頷いているだろう。
「……分かった。明日、朝の9時頃来てくれ」−
……という事だ。
やっぱり、隠し事って何時かばれちゃうもんなのかね……
「でもまぁ、どうせなら……」
そう呟き、1人の人物に電話を掛ける。
その人物とは……
『はい、如月です』
「なぁ、俊一。今日は暇か?」
『……いきなりだな。まぁ、暇だけど』
「それじゃあ、ちょっと遠くまで行ってみないか?」
『遠くまで? いきなりだな。……まぁ、いいけどさ。何時頃行けばいいんだ』
「今すぐ」
『今すぐって、おい……。それじゃ、そっちに行くから電話切るぞ』
「おう。じゃあ、また後でな」
『あぁ』
……と言う事で、電話を切る。
海青町に行くにはバイクが必要だが、俺は知っている。
俊一がバイクを持っている事を。
多分、それは俺しか知らないだろう……
ピーン、ポーン……
「お、来たか。さて、どちらかな?」
玄関に行き、扉を開けると……
俊一、那奈、智が揃って立っていた。
これは、予想外だな。
俊一のことだから、もっと遅く来ると思っていたんだが……
「で、俊一。バイクは持って来たんだろうな?」
「当然。これが無きゃ、町の外に行けないだろ」
……確かに、その通りである。
この二条町は広い為、外に出るには車やバイク等が必要となる。
まぁ自転車もあるにはあるが、かなりの体力が必要になるだろう。
「それじゃ、バイクに乗って出発だ!」
……只今、道路を2台のバイクが走っている。
一台には俊一と智が、もう一台には俺と那奈が乗っている。
「なぁ、知樹。何処に行くんだ?」
「それは行ってからのお楽しみだ! な、智」
「うん、そうだね」
「ギロリ」
……何か後ろから寒気を感じるのだが、気の所為だろうか?
気の所為であって欲しいのだが……
「到着!!」
「うわぁ……。此処、都会じゃないか?」
俊一は、海青町を見て唖然としている。
まぁ、田舎の人から見たら充分都会だろうな。
「……凄い」
あぁ、此処にもいましたよ、田舎の人が。
「那奈、中はもっと凄いぞ?」
「本当?!」
そして、那奈は姿を消した。
……否、走って海青町の中に入って行った。
「俊一、すまないが那奈の所に行ってくれ。俺は、智と行く」
「分かった。じゃあ、後でな」
「おう」
そう言うと、俊一は走って那奈を追いかけに行った。
「……智。俊一は那奈を捕まえられると思うか?」
「……無理だと思う」
「やっぱり、お前もそう思うか」
どうやら、俺達は頭の中で共通の事を思っている様だ。
【俊一に、那奈を捕まえる事は出来ない】と。
「それじゃあ、俺達も中に入りますか……」
「そうだね」
と言う事で、俺達も海青町の中へ。
此方は、ゆっくりと楽しみますかね……
……海青町の中に入って数分後。
「智、行きたい場所はあるか?」
「うーん……。ゲームセンターに行ってみたい」
「よし。じゃあ、行くか」
と言う事で、最初の目的地はゲームセンターに決定。
「……目的地には着いたが、どれで遊ぶんだ?」
ゲームセンターに着いたは良いが、数が多すぎる……
これでは、迷ってしまうではないか。
「うーん……これ!」
智が最初に選んだのは、定番のカーレースゲーム。
「よし、それじゃあ俺と勝負だ!」
「えぇ……。知樹、強そう……」
「大丈夫、俺やった事無いから」
俺、田舎出身だからこういう所来た事無いんだよ。
だから、全てが初挑戦って訳。
「じゃあ、行くぞ!」
「うん」
……そして、結果は。
「……負けた」
「勝ったぁー!」
負けました、小学校1年生の子供に。
俺って、弱いのかね……
「で、次は何にする?」
「うーん……これかな」
次に智が選んだのは、定番の太鼓を叩くゲーム。
名前は、『太鼓の○○』。
「面白そうだな、やってみるか」
「じゃあ、勝負だね」
お、やっぱりそう来ますか。
だが、選択を誤ったようだな……
俺は小さい頃、夏に行われる祭りの為に太鼓を叩いていたのさ。
だから、智に負けるはずが無い!!
「智、勝負だ!!」
「うん!」
「わーい、勝ったぁー!」
「馬鹿な……」
この俺が、負けた……?
『太鼓の○人』と言われてきた俺が、7歳の少年に……
……家に帰ったら、思いっきり泣こう。
「次は、どれがいいかな……」
前言撤回、今泣こう。
「あぁ、面白かったぁーー!!」
「……さいですか」
ゲームセンターから出て、突如智のコメント。
何か、悲しくなるわ……
「……あ、そう言えば俊一達は大丈夫だろうか?」
「さぁー」
うーむ、少し心配だな。
俊一が、那奈を捕まえているかどうか……
「ちょっと、2人を探しに行くか」
「そうだね」
と言う事で、俺達は俊一と那奈を探す事にした。
……俊一、そこら辺で倒れてないだろうな?
−−−To be continued−−−
どうも、YUKINTAです。
8月28日。夏休みも終盤。
夏休みの宿題を一切せず遊んでいた学生諸君が勉強に勤しんでいる時期じゃないでしょうか?
夏休みだから沢山遊べると期待していたけど……現実は違うもんだね。
つい昨日まで『午前:夏期講習 午後:部活』という忙しさ。
遊べる時間が無いじゃないか、全く!
なので執筆の方もあまり進まず。
さて、次のUPはいつになるのやら……
8月28日。夏休みも終盤。
夏休みの宿題を一切せず遊んでいた学生諸君が勉強に勤しんでいる時期じゃないでしょうか?
夏休みだから沢山遊べると期待していたけど……現実は違うもんだね。
つい昨日まで『午前:夏期講習 午後:部活』という忙しさ。
遊べる時間が無いじゃないか、全く!
なので執筆の方もあまり進まず。
さて、次のUPはいつになるのやら……
どうも、YUKINTAです。
本日、模試がありました。
英語・リスニング・数学の3科目。
英語・リスニングはまぁまぁなんだけど……
何ですか、あの数学の難しさ。
マークシート式だからまだ良かったにしろ、ほぼ全て当て勘ですよ。
結果が来るのが恐ろしい……
……では、本編に入りましょう。
苦しい中での第7章。
さぁ、何処まで行けるのか……
では、始まり!
【TRUTH】
≪7章 年の差、とは……≫
【4月16日(土)】
今日は土曜日で休日なのだが、第3土曜日と言う事で授業がある。
全く、誰がこんな事を考えたのだろうか……
「と言う事は考えず、早く学校へ行くか」
どうせ考えたってろくな事にはならないだろうし。
そして、1人で学校に向かう……はずが。
「俊一、おはよー」
「おはよー」
何故だ……
何故、この2人がここにいる?!
「そうか、俺はまだ夢を見てるんだな。寝なくては……」
「ナナぱーんち」
可愛らしい声と共に眼前に迫る拳。
ゆっくり感じるように思えるのは……走馬灯の所為か。
「起きる。起きるから、その拳をどけて下さい」
「よろしい」
満足顔で危険物(拳)をしまう那奈。
危険物(拳)から発せられるオーラは何だったのか、とか
危険物(拳)の迫るスピードの速さは如何ほどなのか、とか聞きたい事は山程あるが、
第二撃を防ぐためにもそれは黙っておこう。
「…それで、何で君達が」
「えぇと、それはね……」
そして那奈は、事の真相を話し始めた。
−それは、昨日の夜の事……
「もしもし、杉山さんのお宅ですか」
『そうですが……って、知樹さんですか?』
「はい。ちょっと、那奈に代わって貰えますか」
『分かりました。那奈−−! 知樹さんから電話よーー!!』
『知樹から!?』
『もしもーし』
「おぅ。で、俊一はどうだった?」
『うーん。俊一の方がやさしーかなぁー』
「な……何!?」
『ウソウソ。知樹の方がやさしーよ』
「お前なぁ……」
『じょうだんじょうだん。それで、何か用?』
「あぁ、そうだった。明日、学校に来るんだろ?」
『うん』
「それで、俺はちょっと早く行かなきゃいけないから
俊一と一緒に行ってくれないか?」
『俊一と?』
「そう。あいつが来るのは、俺より大分後だからな」
『……分かった』
「それじゃ、明日学校でな」
『うん。またねー』−
「……だってさ」
「知樹の奴……」
そういう事なら俺に連絡くらいしてくれよ。
いきなり現れるから、驚いたじゃないか。
「まぁいいや。2人とも、行くか」
「「うん、行こう!」」
お、はもった。
何かこの2人、時々はもるんだよな。
歌でも歌ってみたらどうだろうか……
……と言う事で、現在校舎前。
「あぁ、変な誤解されませんように……」
「何言ってるの、俊一?」
「いや、何でもない」
……いや、何でもなくない。
何故ならば、校舎前で祈っていた理由が……
「あ、可愛いーー!」
「あら、本当ーー」
「先生、結婚していたんですねー」
「え、本当ですかーー!?」
こういう事になってほしくなかったからだよ……
「あのなぁ……。こいつらは、とも……」
「とも……何ですか?」
「いや、何でもない」
あぶない……
つい、知樹に罪を被せる所だったよ。
もし止めずに喋っていたら、明日は多分学校にいないだろう。
……俺が。
「えー、言ってくださいよー」
「そうです、言ってください」
「だから何でもないって言ってるだろ。
それに変な誤解しないでくれよ。こいつらは、俺の子じゃないんだからな」
そう言って俺は、那奈と智を連れて職員室へ逃げ込んだ。
勿論、後ろからは……
「じゃあ、一体誰の子だって言うんですかーー!?」
……知るかっ!
「とーもーきー……」
職員室に着いた俺は2人を連れ、そう呟きながら知樹の元へと向かった。
「おぉ、俊一。2人とも、校舎内での反応はどうだったかい?」
「何か、俊一がすごいことになってたよー」
「……かんちがいって、こわいね」
智、その通りだ。
なので、その事件の発端となる人物を説教しなくてはな……
「知樹……」
「何だよ、俊一。ここまで来る途中で、何かあったのか?」
「あぁ、そりゃあったさ。
ここまで来る途中で、女子生徒達に変な勘違いをされたんだよ」
「あちゃー……。それは、お気の毒に」
……プチッ。
「お気の毒にだと!? 他人事の様に言うな、知樹!
お前が2人を連れて学校に行けば、
俺は変な誤解をされずに此処まで来れたんだぞ!?」
「まぁまぁ、そんなに怒るなよ。しょうがなかったんだからさー」
「しょうがなかったってなぁ……!」
知樹よ、俺は今猛烈に腹が立っている。
しょうがなかったとはいえ、俺の許可も無く実行に移すか?
せめて、俺に許可くらい……
「……なぁ、俊一」
「何だよ」
知樹は、ある方向を指差している。
そして、指差す先には……
「「うぅっ……」」
那奈と智が……泣いていた。
「あ……えっと、その……」
「ケンカは、いけないよ……」
「……すみませんでした」
智の泣きながらの訴えに、もはや謝るしかなかった。
「俊一。今後は、気をつけるように」
「……はい」
何か、完全敗北です。
「……あ、校長が来たぞ。俊一、席に戻れ」
「お、おう」
俺が凹んでいると、校長が職員室に入って来た。
なので、立っていた職員は各自席へと着く。
「……で、校長は期待通りの事をしてくれたな」
「あぁ。あれが校長の常識って奴なのか」
「あたまが……」
「せなかがいたいよ……」
職員室から出て、この一言。
それもそのはずである。
何故なら……
−「おや、知樹君。その子達は一体?」
「あぁ。今日は授業があるという事で、知り合いを連れて来たんですよ」
「ほう。ちょっと2人とも、来なさい」
「……でも」
「大丈夫かな……?」
前者は那奈、後者は智。
まぁ、不安になる気持ちは分からなくはないな……
「大丈夫さ。……多分。さぁ、行って来い」
「う、うん……」
知樹が言うと、2人はかなり、かなり不安そうに校長の元へ歩いていった。
「はーはっは……。いやー、随分と懐かしいものだよ。子供と間近で会うのは」
そして校長は那奈の頭を撫で、智の背中を叩いた。
「うー……」
「いたい……」−
まぁ、校長がやるんだからねぇ……
「とりあえず、教室に行こうか」
「あぁ、そうだな……」
前者は俺、後者は知樹。
何か、教室に行かなきゃずっとここで立っているような気がするし。
「さぁ、2人とも行くぞ」
「「う、うん……」」
どうやら、2人にとっての校長の印象がさっきの事によって決定してしまったらしい。
……校長、御愁傷様です。
……現在、2年1組の教室前。
「知樹、祈ってもやはり無駄なのだろうか」
「あぁ。おそらく、駄目だろうな」
「知樹、どうしたの?」
「いちどあることは、にどある……」
……智、お前は何歳だ。
本当に小学校1年生なのか?
しかも、そんな事言われたら祈れないじゃないか。
「じゃあ、入るか……」
そう呟き、いざ教室の中へ。
そして、結果は……
「可愛いーー!」
「如月先生のお子さんですか!? それとも、杉山先生の!?」
「それとも、お2人の!?」
分かってましたよ、はい。
しかも、最後のは一体何ですか……
まぁ、聞かなかった事にしておくが。
……お、流石に知樹にも効いていたようだな。
少し気分が和らいだ気がするよ。
「まぁ見ても分かるように、今日はゲストが2人いる。さぁ、自己紹介を」
俺の合図で、那奈の紹介タイムスタート!
「杉山那奈です。小学校2年生で、8さいです。それで……」
「杉山智です。小学校1年生で、7さいです」
お、今度はちゃんと自己紹介出来たな。
しかし……
「きゃーー!!」
「可愛いーー!!」
はぁ……
誰か、耳栓を用意してくれませんか?
男性陣もそう思っているみたいで、耳を塞いでいますよ。
「それじゃ、朝のHRを始める」
いつまでもこうしていると、朝のHRが潰れそうです。
……いや、本当に。
「……という事だ」
「起立。気をつけ、礼」
「さようなら」
うむ、良い返事だ。
横から見たら、小学生の号令に見えなくもないが……
「那奈ちゃん、智君、またねーー」
「また来てねーー」
そう言って女子生徒達は、教室から出て行った。
勿論、その時男子生徒達は耳を塞いでいたが。
……やっぱり、那奈達を連れて来る時には耳栓が必需品になりそうだな。
明日、買いに行くか……
「で、知樹。今日の感想はどうだった」
「前の生徒達の方が良かったかもしれない……」
「おいおい……。まぁ、俺も今日はあまり良くなかったが。
那奈と智はどうだった? このクラスの感想は」
さぁ、現代の小学校1・2年生の答えは如何に!?
「んー。わたしは楽しかったな。ここの人達、やさしかったし」
「ぼくはちょっと……」
うーむ、智の方はあまり良くなかったらしい。
……仲間だな。
「それじゃ、職員室に行きますか。……あ」
職員室という言葉で、2人は何か嫌そうな顔をしていた。
校長、どうやらもう印象が確定してしまったようです。
「那奈達は、職員室前で待ってるか? 俺なら早く出て来れそうだから」
俺が聞くと、2人は『そうする』と言った感じで頷いた。
どうやら、職員室は2人にとって最悪の場所になってしまったらしい。
まぁ、学生からしてみれば当然なんだけどな。
……俺の時は。
「それじゃあ、職員室に行きますか」
「……あぁ」
そう言い俺達は、職員室へと向かうのであった。
そして、職員室に入った2人は……
「じゃあ、さっさと仕事を片付けますかね」
「そして、急いで脱出するんだ。職員室から」
そう呟き、作業開始。
一応言っておくが、職員室はもう俺達にとって『魔の空間』と化していた。
……数十分後。
「それじゃあ、俺はこの辺で……」
「あぁ。那奈達の事頼むぞ」
「任せとけ」
そう言って俺は、職員室前で待っている那奈達と一緒に学校の外へ出た。
「那奈、智。これからは、職員室だけには入るんじゃないぞ」
「「う、うん……」」
はもってこの返事。
まぁ、職員室にはあの校長がいるからな。
それに、校長の印象は永遠に変わらなそうだし……
「それじゃ、帰りますか」
「うん、帰ろっか!」
「そうだねー」
とりあえず、俺は那奈達を家へ送ってやった。
子供だけで夜道を歩かせる訳にはいかないからな。
……まぁ、那奈がいるから安全と言えば安全なんだが。
「何か言った、俊一?」
「いいえ、別に、何も」
−−−To be continued−−−
本日、模試がありました。
英語・リスニング・数学の3科目。
英語・リスニングはまぁまぁなんだけど……
何ですか、あの数学の難しさ。
マークシート式だからまだ良かったにしろ、ほぼ全て当て勘ですよ。
結果が来るのが恐ろしい……
……では、本編に入りましょう。
苦しい中での第7章。
さぁ、何処まで行けるのか……
では、始まり!
【TRUTH】
≪7章 年の差、とは……≫
【4月16日(土)】
今日は土曜日で休日なのだが、第3土曜日と言う事で授業がある。
全く、誰がこんな事を考えたのだろうか……
「と言う事は考えず、早く学校へ行くか」
どうせ考えたってろくな事にはならないだろうし。
そして、1人で学校に向かう……はずが。
「俊一、おはよー」
「おはよー」
何故だ……
何故、この2人がここにいる?!
「そうか、俺はまだ夢を見てるんだな。寝なくては……」
「ナナぱーんち」
可愛らしい声と共に眼前に迫る拳。
ゆっくり感じるように思えるのは……走馬灯の所為か。
「起きる。起きるから、その拳をどけて下さい」
「よろしい」
満足顔で危険物(拳)をしまう那奈。
危険物(拳)から発せられるオーラは何だったのか、とか
危険物(拳)の迫るスピードの速さは如何ほどなのか、とか聞きたい事は山程あるが、
第二撃を防ぐためにもそれは黙っておこう。
「…それで、何で君達が」
「えぇと、それはね……」
そして那奈は、事の真相を話し始めた。
−それは、昨日の夜の事……
「もしもし、杉山さんのお宅ですか」
『そうですが……って、知樹さんですか?』
「はい。ちょっと、那奈に代わって貰えますか」
『分かりました。那奈−−! 知樹さんから電話よーー!!』
『知樹から!?』
『もしもーし』
「おぅ。で、俊一はどうだった?」
『うーん。俊一の方がやさしーかなぁー』
「な……何!?」
『ウソウソ。知樹の方がやさしーよ』
「お前なぁ……」
『じょうだんじょうだん。それで、何か用?』
「あぁ、そうだった。明日、学校に来るんだろ?」
『うん』
「それで、俺はちょっと早く行かなきゃいけないから
俊一と一緒に行ってくれないか?」
『俊一と?』
「そう。あいつが来るのは、俺より大分後だからな」
『……分かった』
「それじゃ、明日学校でな」
『うん。またねー』−
「……だってさ」
「知樹の奴……」
そういう事なら俺に連絡くらいしてくれよ。
いきなり現れるから、驚いたじゃないか。
「まぁいいや。2人とも、行くか」
「「うん、行こう!」」
お、はもった。
何かこの2人、時々はもるんだよな。
歌でも歌ってみたらどうだろうか……
……と言う事で、現在校舎前。
「あぁ、変な誤解されませんように……」
「何言ってるの、俊一?」
「いや、何でもない」
……いや、何でもなくない。
何故ならば、校舎前で祈っていた理由が……
「あ、可愛いーー!」
「あら、本当ーー」
「先生、結婚していたんですねー」
「え、本当ですかーー!?」
こういう事になってほしくなかったからだよ……
「あのなぁ……。こいつらは、とも……」
「とも……何ですか?」
「いや、何でもない」
あぶない……
つい、知樹に罪を被せる所だったよ。
もし止めずに喋っていたら、明日は多分学校にいないだろう。
……俺が。
「えー、言ってくださいよー」
「そうです、言ってください」
「だから何でもないって言ってるだろ。
それに変な誤解しないでくれよ。こいつらは、俺の子じゃないんだからな」
そう言って俺は、那奈と智を連れて職員室へ逃げ込んだ。
勿論、後ろからは……
「じゃあ、一体誰の子だって言うんですかーー!?」
……知るかっ!
「とーもーきー……」
職員室に着いた俺は2人を連れ、そう呟きながら知樹の元へと向かった。
「おぉ、俊一。2人とも、校舎内での反応はどうだったかい?」
「何か、俊一がすごいことになってたよー」
「……かんちがいって、こわいね」
智、その通りだ。
なので、その事件の発端となる人物を説教しなくてはな……
「知樹……」
「何だよ、俊一。ここまで来る途中で、何かあったのか?」
「あぁ、そりゃあったさ。
ここまで来る途中で、女子生徒達に変な勘違いをされたんだよ」
「あちゃー……。それは、お気の毒に」
……プチッ。
「お気の毒にだと!? 他人事の様に言うな、知樹!
お前が2人を連れて学校に行けば、
俺は変な誤解をされずに此処まで来れたんだぞ!?」
「まぁまぁ、そんなに怒るなよ。しょうがなかったんだからさー」
「しょうがなかったってなぁ……!」
知樹よ、俺は今猛烈に腹が立っている。
しょうがなかったとはいえ、俺の許可も無く実行に移すか?
せめて、俺に許可くらい……
「……なぁ、俊一」
「何だよ」
知樹は、ある方向を指差している。
そして、指差す先には……
「「うぅっ……」」
那奈と智が……泣いていた。
「あ……えっと、その……」
「ケンカは、いけないよ……」
「……すみませんでした」
智の泣きながらの訴えに、もはや謝るしかなかった。
「俊一。今後は、気をつけるように」
「……はい」
何か、完全敗北です。
「……あ、校長が来たぞ。俊一、席に戻れ」
「お、おう」
俺が凹んでいると、校長が職員室に入って来た。
なので、立っていた職員は各自席へと着く。
「……で、校長は期待通りの事をしてくれたな」
「あぁ。あれが校長の常識って奴なのか」
「あたまが……」
「せなかがいたいよ……」
職員室から出て、この一言。
それもそのはずである。
何故なら……
−「おや、知樹君。その子達は一体?」
「あぁ。今日は授業があるという事で、知り合いを連れて来たんですよ」
「ほう。ちょっと2人とも、来なさい」
「……でも」
「大丈夫かな……?」
前者は那奈、後者は智。
まぁ、不安になる気持ちは分からなくはないな……
「大丈夫さ。……多分。さぁ、行って来い」
「う、うん……」
知樹が言うと、2人はかなり、かなり不安そうに校長の元へ歩いていった。
「はーはっは……。いやー、随分と懐かしいものだよ。子供と間近で会うのは」
そして校長は那奈の頭を撫で、智の背中を叩いた。
「うー……」
「いたい……」−
まぁ、校長がやるんだからねぇ……
「とりあえず、教室に行こうか」
「あぁ、そうだな……」
前者は俺、後者は知樹。
何か、教室に行かなきゃずっとここで立っているような気がするし。
「さぁ、2人とも行くぞ」
「「う、うん……」」
どうやら、2人にとっての校長の印象がさっきの事によって決定してしまったらしい。
……校長、御愁傷様です。
……現在、2年1組の教室前。
「知樹、祈ってもやはり無駄なのだろうか」
「あぁ。おそらく、駄目だろうな」
「知樹、どうしたの?」
「いちどあることは、にどある……」
……智、お前は何歳だ。
本当に小学校1年生なのか?
しかも、そんな事言われたら祈れないじゃないか。
「じゃあ、入るか……」
そう呟き、いざ教室の中へ。
そして、結果は……
「可愛いーー!」
「如月先生のお子さんですか!? それとも、杉山先生の!?」
「それとも、お2人の!?」
分かってましたよ、はい。
しかも、最後のは一体何ですか……
まぁ、聞かなかった事にしておくが。
……お、流石に知樹にも効いていたようだな。
少し気分が和らいだ気がするよ。
「まぁ見ても分かるように、今日はゲストが2人いる。さぁ、自己紹介を」
俺の合図で、那奈の紹介タイムスタート!
「杉山那奈です。小学校2年生で、8さいです。それで……」
「杉山智です。小学校1年生で、7さいです」
お、今度はちゃんと自己紹介出来たな。
しかし……
「きゃーー!!」
「可愛いーー!!」
はぁ……
誰か、耳栓を用意してくれませんか?
男性陣もそう思っているみたいで、耳を塞いでいますよ。
「それじゃ、朝のHRを始める」
いつまでもこうしていると、朝のHRが潰れそうです。
……いや、本当に。
「……という事だ」
「起立。気をつけ、礼」
「さようなら」
うむ、良い返事だ。
横から見たら、小学生の号令に見えなくもないが……
「那奈ちゃん、智君、またねーー」
「また来てねーー」
そう言って女子生徒達は、教室から出て行った。
勿論、その時男子生徒達は耳を塞いでいたが。
……やっぱり、那奈達を連れて来る時には耳栓が必需品になりそうだな。
明日、買いに行くか……
「で、知樹。今日の感想はどうだった」
「前の生徒達の方が良かったかもしれない……」
「おいおい……。まぁ、俺も今日はあまり良くなかったが。
那奈と智はどうだった? このクラスの感想は」
さぁ、現代の小学校1・2年生の答えは如何に!?
「んー。わたしは楽しかったな。ここの人達、やさしかったし」
「ぼくはちょっと……」
うーむ、智の方はあまり良くなかったらしい。
……仲間だな。
「それじゃ、職員室に行きますか。……あ」
職員室という言葉で、2人は何か嫌そうな顔をしていた。
校長、どうやらもう印象が確定してしまったようです。
「那奈達は、職員室前で待ってるか? 俺なら早く出て来れそうだから」
俺が聞くと、2人は『そうする』と言った感じで頷いた。
どうやら、職員室は2人にとって最悪の場所になってしまったらしい。
まぁ、学生からしてみれば当然なんだけどな。
……俺の時は。
「それじゃあ、職員室に行きますか」
「……あぁ」
そう言い俺達は、職員室へと向かうのであった。
そして、職員室に入った2人は……
「じゃあ、さっさと仕事を片付けますかね」
「そして、急いで脱出するんだ。職員室から」
そう呟き、作業開始。
一応言っておくが、職員室はもう俺達にとって『魔の空間』と化していた。
……数十分後。
「それじゃあ、俺はこの辺で……」
「あぁ。那奈達の事頼むぞ」
「任せとけ」
そう言って俺は、職員室前で待っている那奈達と一緒に学校の外へ出た。
「那奈、智。これからは、職員室だけには入るんじゃないぞ」
「「う、うん……」」
はもってこの返事。
まぁ、職員室にはあの校長がいるからな。
それに、校長の印象は永遠に変わらなそうだし……
「それじゃ、帰りますか」
「うん、帰ろっか!」
「そうだねー」
とりあえず、俺は那奈達を家へ送ってやった。
子供だけで夜道を歩かせる訳にはいかないからな。
……まぁ、那奈がいるから安全と言えば安全なんだが。
「何か言った、俊一?」
「いいえ、別に、何も」
−−−To be continued−−−

