どうも、YUKINTAです。
先週の土曜と日曜は、文化祭がありました。
毎年やっているんですが、今年はあまり出来が……
……って、これを言ったら学校の人達に申し訳ないですね。
ちなみに、自分のクラスはお化け屋敷をやりました。
人は結構来てたので、嬉しかったですねぇー。
……では、本編に入りましょう。
季節もそろそろ秋になる頃ですね。
秋と言えば、『読書』『食欲』等色々とあります。
あなたにとって秋は、どんな季節でしょうか?
では、始まり!
【city legend blue】
≪20章 着信≫
12月23日 午後10時20分
如月邸
………。
分からない。
何故自分が北欧に居るのか、何時になったら帰れるのか、彼女は何者なのか。
数字が羅列された紙切れを丸めて、小さなゴミ箱に向かって投げる。
そして、外す。
生まれてこの方キャッチボールなどした事がないのだから当然といえば当然だ。
もう一度為替のリストと睨み合う。
スイスに着てから10日が経ち、いくつかの金融会社に目星をつけた。
とはいっても、身分から言語、情報、資金にいたるまで、壁は高い。
大体、問題を起こした相手は自分の会社なのだ。
鼠が城を齧り倒すには時間と根気が必要だ。
兎に角、事件のあらましは国外で危険も少ないことも手伝い、露見して来た。
会社が巨額の裏資金をここスイスに預けている事、
その不正を見破った父が監禁された事、
そして自分がここに居ること。
そんな簡単、単純な流れが複雑に交錯し、自分を取り巻いている。
しかし、分からないのだ。
会社が使った銀行だとか口座が分からないのではない、その後が分からないのだ。
もし名探偵宜しく事件を見破って証拠を握ってもそれをどうしようと言うのだろう。
警察や裁判所に訴えて解決するならもうとっくに事は済んでいるはずである。
大体彼女はスイスまで来てカード残高を減らして何がしたいのかすら見えなくなくなってきていた。
いや、事件を解明すると言う目的は分かるが、その成功の糸口が見えないのかもしれない。
大体、彼女が言う父を消された、という事実だってその父親が今どうしているか分からない。
しかし、少なくとも先に進まなければならない。 今はそれしか出来ない。
目当ての銀行を突き止めて会社をゆすれるだけの証拠があると信じよう。
もうすぐ彼女は帰ってくる。
リストアップした金融会社を端から当たっていくという単調且つ無駄の多い原始的作業だ。
チカチカと携帯の画面が点滅する。着信-Ks
Ks、如月の略、彼女からだ。持ち物は取られてもすぐに身元が割り出されないように最新の配慮をしている。
「はい」
受け答えるより早く、対話と変わらない鮮明な音声で、電波の無効の彼女は息を上げながらも早口に喋った。
「例の銀行が分かったかもしれないわ」
良かった、いい知らせだ。
「でも、問題の有る事もあった、というか現在進行形であるの」
残念ながらいい知らせだけとは行かない。
「…どんな問題が?」
「…たった今、黒服の男に捕まりそうになってる事とか」
―キャッチボールのみならず、追いかけっこも自分の記憶に無い。
しかし走らざるを得ないのは、追われているのが唯一の頼み綱だからでもある。
彼は乱暴に部屋のドアを閉めると、閉まりかけのエレベータに飛び乗った。
---To be continued---
先週の土曜と日曜は、文化祭がありました。
毎年やっているんですが、今年はあまり出来が……
……って、これを言ったら学校の人達に申し訳ないですね。
ちなみに、自分のクラスはお化け屋敷をやりました。
人は結構来てたので、嬉しかったですねぇー。
……では、本編に入りましょう。
季節もそろそろ秋になる頃ですね。
秋と言えば、『読書』『食欲』等色々とあります。
あなたにとって秋は、どんな季節でしょうか?
では、始まり!
【city legend blue】
≪20章 着信≫
12月23日 午後10時20分
如月邸
………。
分からない。
何故自分が北欧に居るのか、何時になったら帰れるのか、彼女は何者なのか。
数字が羅列された紙切れを丸めて、小さなゴミ箱に向かって投げる。
そして、外す。
生まれてこの方キャッチボールなどした事がないのだから当然といえば当然だ。
もう一度為替のリストと睨み合う。
スイスに着てから10日が経ち、いくつかの金融会社に目星をつけた。
とはいっても、身分から言語、情報、資金にいたるまで、壁は高い。
大体、問題を起こした相手は自分の会社なのだ。
鼠が城を齧り倒すには時間と根気が必要だ。
兎に角、事件のあらましは国外で危険も少ないことも手伝い、露見して来た。
会社が巨額の裏資金をここスイスに預けている事、
その不正を見破った父が監禁された事、
そして自分がここに居ること。
そんな簡単、単純な流れが複雑に交錯し、自分を取り巻いている。
しかし、分からないのだ。
会社が使った銀行だとか口座が分からないのではない、その後が分からないのだ。
もし名探偵宜しく事件を見破って証拠を握ってもそれをどうしようと言うのだろう。
警察や裁判所に訴えて解決するならもうとっくに事は済んでいるはずである。
大体彼女はスイスまで来てカード残高を減らして何がしたいのかすら見えなくなくなってきていた。
いや、事件を解明すると言う目的は分かるが、その成功の糸口が見えないのかもしれない。
大体、彼女が言う父を消された、という事実だってその父親が今どうしているか分からない。
しかし、少なくとも先に進まなければならない。 今はそれしか出来ない。
目当ての銀行を突き止めて会社をゆすれるだけの証拠があると信じよう。
もうすぐ彼女は帰ってくる。
リストアップした金融会社を端から当たっていくという単調且つ無駄の多い原始的作業だ。
チカチカと携帯の画面が点滅する。着信-Ks
Ks、如月の略、彼女からだ。持ち物は取られてもすぐに身元が割り出されないように最新の配慮をしている。
「はい」
受け答えるより早く、対話と変わらない鮮明な音声で、電波の無効の彼女は息を上げながらも早口に喋った。
「例の銀行が分かったかもしれないわ」
良かった、いい知らせだ。
「でも、問題の有る事もあった、というか現在進行形であるの」
残念ながらいい知らせだけとは行かない。
「…どんな問題が?」
「…たった今、黒服の男に捕まりそうになってる事とか」
―キャッチボールのみならず、追いかけっこも自分の記憶に無い。
しかし走らざるを得ないのは、追われているのが唯一の頼み綱だからでもある。
彼は乱暴に部屋のドアを閉めると、閉まりかけのエレベータに飛び乗った。
---To be continued---
どうも、YUKINTAです。
遂に夏休みも終わり、2学期が開始しました。
一部では、8月の末に2学期を始めた所も在るようですが……
こちらは、毎年変更無しです。
夏休みが削られるなんて、悲しすぎる!!
……勉学の為ならば仕方ないんだけどね。
……では、本編に入りましょう。
MSNのニュースで見たのですが、
どうやら『Dr.コトー診療所』がまたやるようです。
もし本当ならば、楽しみですね。
自分、『Dr.コトー診療所』は毎回見てましたから。
では、始まり!
【city legend blue】
≪19章 余命≫
暗い部屋にスタンドだけをつけた広い診察室で、院長と呼ばれる白衣の男と彼は向き合った。
「具合はどうですか?」院長、ナースからそう呼ばれる施設の最上層にいるその白衣の男、『院長』の口調は、あくまで【普通の】病院のそれと変わらなかった。
「特に不自由は無い」患者、である彼も事務的な応答だ。
「なぜわざわざ私を呼び出してまで診察結果を?」彼は患者というよりも院長かそれ以上の身分であること、もしくはあったことを感じさせる。
「医者が患者の家族を呼ぶ時と、1人だけ時間外に呼び出す時に何を伝えるかは大体決まっている」白衣の男が言う。
「死期を察せよ、といいたいのか?」男は尋ねる。
「残念ながら、君の作家人生はそう長くない」
「隔離施設で毎日高ステロイド剤を投与され続ければ、そう長く生きられない事ぐらいは分かる」男は口だけ笑わせた。
「結果からいえば」白衣の男はカルテらしき紙束をめくった。
「胃癌、咽頭及び肝臓癌。心臓に達するのは遅くて…3ヶ月といったところか?」
答えたのは白衣の医者ではなく、男本人だった。
「君のことだ、ある程度知っているとは思ったが…」
「自分の体とは言えここまで把握しているとは思わなかった、か?」最後の言葉は男自身が引き受けた。
「何もかもお見通しだな。 俺の出番が無い。 加筆するなら腸にも移転あり、だ。後は全て…合っている」
「この際、数はかまわない。いくら転移が多くても景品も解決法も無いようだしな」患者の男は笑っていう。
「君と話しているとまったく飽きないな…むしろ冷や冷やする。 自分の心が見透かされているようで…」男は続けた。
「大学時代の専攻は法学と文学だと思っていたが…どういう事情か医学にもずいぶんと精通していたそうじゃないか。」
「今となってはその知識も生かされるのは文章の中だけだ…といっても今作は医療関係の小説を執筆しているわけではないがな…」
「是非その作品を読んでみたいものだ」白衣の男はすでにカルテを机に置き、男に向き合っている。
「その時は遺作として読むことになるだろうな…」男は皮肉な笑いを浮かべた。
「まったく、運命なんていうものは当てにならんな。まぁ、この俺でさえいつ自分が死ぬかは診察でも分からない。医療が進化し続けても運命は変わることは無い。」
「今お前が死んだら俺が院長になってやろうか?知識ならまだまだ健在だ。―最も、それも3ヶ月間の暫定院長だな…」
二人は一通りの話をし、一通りのジョークを述べると、部屋を出た。
机の上のスタンドが、ゴシック体でプリントされたカルテと、余白にペンで追記された『院長』の流暢な文字を照らす。
『癌、全身転移。 余命、約7日〜10日 』
---To be continued---
遂に夏休みも終わり、2学期が開始しました。
一部では、8月の末に2学期を始めた所も在るようですが……
こちらは、毎年変更無しです。
夏休みが削られるなんて、悲しすぎる!!
……勉学の為ならば仕方ないんだけどね。
……では、本編に入りましょう。
MSNのニュースで見たのですが、
どうやら『Dr.コトー診療所』がまたやるようです。
もし本当ならば、楽しみですね。
自分、『Dr.コトー診療所』は毎回見てましたから。
では、始まり!
【city legend blue】
≪19章 余命≫
暗い部屋にスタンドだけをつけた広い診察室で、院長と呼ばれる白衣の男と彼は向き合った。
「具合はどうですか?」院長、ナースからそう呼ばれる施設の最上層にいるその白衣の男、『院長』の口調は、あくまで【普通の】病院のそれと変わらなかった。
「特に不自由は無い」患者、である彼も事務的な応答だ。
「なぜわざわざ私を呼び出してまで診察結果を?」彼は患者というよりも院長かそれ以上の身分であること、もしくはあったことを感じさせる。
「医者が患者の家族を呼ぶ時と、1人だけ時間外に呼び出す時に何を伝えるかは大体決まっている」白衣の男が言う。
「死期を察せよ、といいたいのか?」男は尋ねる。
「残念ながら、君の作家人生はそう長くない」
「隔離施設で毎日高ステロイド剤を投与され続ければ、そう長く生きられない事ぐらいは分かる」男は口だけ笑わせた。
「結果からいえば」白衣の男はカルテらしき紙束をめくった。
「胃癌、咽頭及び肝臓癌。心臓に達するのは遅くて…3ヶ月といったところか?」
答えたのは白衣の医者ではなく、男本人だった。
「君のことだ、ある程度知っているとは思ったが…」
「自分の体とは言えここまで把握しているとは思わなかった、か?」最後の言葉は男自身が引き受けた。
「何もかもお見通しだな。 俺の出番が無い。 加筆するなら腸にも移転あり、だ。後は全て…合っている」
「この際、数はかまわない。いくら転移が多くても景品も解決法も無いようだしな」患者の男は笑っていう。
「君と話しているとまったく飽きないな…むしろ冷や冷やする。 自分の心が見透かされているようで…」男は続けた。
「大学時代の専攻は法学と文学だと思っていたが…どういう事情か医学にもずいぶんと精通していたそうじゃないか。」
「今となってはその知識も生かされるのは文章の中だけだ…といっても今作は医療関係の小説を執筆しているわけではないがな…」
「是非その作品を読んでみたいものだ」白衣の男はすでにカルテを机に置き、男に向き合っている。
「その時は遺作として読むことになるだろうな…」男は皮肉な笑いを浮かべた。
「まったく、運命なんていうものは当てにならんな。まぁ、この俺でさえいつ自分が死ぬかは診察でも分からない。医療が進化し続けても運命は変わることは無い。」
「今お前が死んだら俺が院長になってやろうか?知識ならまだまだ健在だ。―最も、それも3ヶ月間の暫定院長だな…」
二人は一通りの話をし、一通りのジョークを述べると、部屋を出た。
机の上のスタンドが、ゴシック体でプリントされたカルテと、余白にペンで追記された『院長』の流暢な文字を照らす。
『癌、全身転移。 余命、約7日〜10日 』
---To be continued---
どうも、YUKINTAです。
8月も終わりが近づき、夏休みも終わりが近づきますねぇ……。
一部ではもう夏休みは終わりの所もあるみたいですが、
こちらはまだ1週間ありますよ。
なので、その1週間を充実に過ごそうと思います。
……では、本編に入りましょう。
8月の26,27日に24時間テレビがあるんですよね。
自分、全て見ようと思います!!
なので、出来るだけ寝ないように頑張ろう。
では、始まり!
【city legend blue】
≪18章 宣告≫
―病院の一室、初老と言うには若すぎる男性−この物語の著者−は徐に万年筆を置いた。
いささかマネーロンダリングの章は金絡みの説明がまどろっこしい。ここは大胆に削るか?
実際に計算で算出する驚きを表そうとするにはこの方法は難しいようだな…。
―彼はそういうと『15章』の原稿右上にバツ印をつけた。
後は…スイスの章を書いたら、とりあえず一段落だ。目標20章での区切りは順調に迎えられそうだ…。
―彼の病室は監禁された部屋から一般病棟(と言ってもかなり豪華な一人部屋だが)に移された。
医師によれば、精神的に安定していると言う核心が得られるまでの初期入院はあのような部屋へ入れられる、と言うことだ。
事実、翌日にはこの快適な病室に入れたこともあり、彼の機嫌はそこまで損ねられなかった。
医師が気を利かせて、病院へ運び込まれた際に彼が握っていたと言う原稿を部屋に置いて居てくれたおかげで、彼は始終それに没頭している。
ナースの間では彼は作家と言うことで通っていたが、この病院に運び込まれたからには平穏な生活を送るただの作家ではないはずだ。少なくとも、過去は。
この病院、といっても施設自体は研究目的の施設として認可されているもので、正式な医療機関ではない。
と、いうのもこの施設自体が世間で言うタブー、秘密裏な施設なのである。
ここに収容されるのは国家的に機密が要求される人物、及び国家のそれをしのぐ圧力によって保護される人物に限られる。
要は桁外れなお偉い方専門の病院である。
そして彼もまた、それに該当する人物と言うことである。
「******様」
彼の個室にノックが響く。
「入ってくれ」
ドアを開け、ナース(と言っても医療教育を受けた研究員だ)が部屋に入る。
「院長より診察結果が出たとの事ですので、診察室へ」
事務的、というよりは機械的なまでに感情や抑揚といった一切が排除された声で彼女は喋る。
「…あぁ、待っていた」
---To be continued---
8月も終わりが近づき、夏休みも終わりが近づきますねぇ……。
一部ではもう夏休みは終わりの所もあるみたいですが、
こちらはまだ1週間ありますよ。
なので、その1週間を充実に過ごそうと思います。
……では、本編に入りましょう。
8月の26,27日に24時間テレビがあるんですよね。
自分、全て見ようと思います!!
なので、出来るだけ寝ないように頑張ろう。
では、始まり!
【city legend blue】
≪18章 宣告≫
―病院の一室、初老と言うには若すぎる男性−この物語の著者−は徐に万年筆を置いた。
いささかマネーロンダリングの章は金絡みの説明がまどろっこしい。ここは大胆に削るか?
実際に計算で算出する驚きを表そうとするにはこの方法は難しいようだな…。
―彼はそういうと『15章』の原稿右上にバツ印をつけた。
後は…スイスの章を書いたら、とりあえず一段落だ。目標20章での区切りは順調に迎えられそうだ…。
―彼の病室は監禁された部屋から一般病棟(と言ってもかなり豪華な一人部屋だが)に移された。
医師によれば、精神的に安定していると言う核心が得られるまでの初期入院はあのような部屋へ入れられる、と言うことだ。
事実、翌日にはこの快適な病室に入れたこともあり、彼の機嫌はそこまで損ねられなかった。
医師が気を利かせて、病院へ運び込まれた際に彼が握っていたと言う原稿を部屋に置いて居てくれたおかげで、彼は始終それに没頭している。
ナースの間では彼は作家と言うことで通っていたが、この病院に運び込まれたからには平穏な生活を送るただの作家ではないはずだ。少なくとも、過去は。
この病院、といっても施設自体は研究目的の施設として認可されているもので、正式な医療機関ではない。
と、いうのもこの施設自体が世間で言うタブー、秘密裏な施設なのである。
ここに収容されるのは国家的に機密が要求される人物、及び国家のそれをしのぐ圧力によって保護される人物に限られる。
要は桁外れなお偉い方専門の病院である。
そして彼もまた、それに該当する人物と言うことである。
「******様」
彼の個室にノックが響く。
「入ってくれ」
ドアを開け、ナース(と言っても医療教育を受けた研究員だ)が部屋に入る。
「院長より診察結果が出たとの事ですので、診察室へ」
事務的、というよりは機械的なまでに感情や抑揚といった一切が排除された声で彼女は喋る。
「…あぁ、待っていた」
---To be continued---
どうも、YUKINTAです。
さて、8月といえば夏。
夏といえば、海……
自分、この時期になると毎年海に行ってましたよ。
……学校の行事でね。
そして、毎年のように日焼けをして……
風呂に入るのが辛かったです。(ぁ
皆さんも、海に行く時には日焼け止めクリーム等を
持って行った方がいいですよ。
そうしないと、自分の二の舞になると思うので……
……では、本編に入りましょう。
そろそろ学校の行事で合宿が迫ってきています。
なので、1週間程出かける事に……
……無事帰ってこれる事を祈りましょう。(何故
では、始まり!
【city legend blue】
≪17章 着陸≫
「スイス?」
彼女はもう一度聞いた。
―簡単なことだ。 1億2356万円から手数料を引いた額を振込み日の為替で計算してピッタリになるのはスイスフランだけだ。
個人財産に対して守秘気味を負うスイスのオフショアバンクなら裏資金を預けるのに最適だ。
この数時間、彼女に資金工作の講座を開いたせいでエコノミークラスにもかかわらず全く退屈しなかった。
飛行機はスイスへの直行便である。結構前に飛行機は下降を始め、もう数分で着陸姿勢に入るだろう。
数十分後、飛行機は予定時刻丁度にチューリッヒ国際空港に着陸した。
搭乗半券をしおり代わりに本に挟み、二人分荷物を降ろす。
「コレが観光だったらいいんだが」
「え? 何か言った?」
気圧の変化で耳が良く聞こえないらしい。
「そういえば」
税関を通り抜ける時、彼女に話しかけた。
もう耳は治っているだろう。
「え? 何か言った?」
―適応力はあまり芳しくない。
「ここまで来るのが簡単すぎないか?」
「ええ。誰にも邪魔されなかったし」
「おかしいと思わないか? 殺す必要がある標的が海外に逃げているんだぞ?」
「でも追いかけてきて欲しいとは思わないでしょ?」
「まぁ、確かに」
正論である。
「ところで目指す銀行は何処にあるの?」
「銀行といっても大きなところではない。 出来ればつながりのある所の方がいい。」
「スイスの銀行とつながりがあるの?」
「一応、伊達に仕事はやってなかったつもりだが…」
「ふぅん」
ふぅん、といわれても。
「情報収集…と、言っても会社名義の口座が本当に存在するか確かめるだけだけど」
「先が長く感じるわ…」
―こっちだってその点では負ける気がしない。
空港を出たところでレンタカーを借りようと考えたが、結局中止した。
資金にも限りはある。 こちらはスポンサーである彼女が居なければ行動できない。
結局、市内バスを待つことになったが、これが観光だったら、との考えは彼女も同じらしい。
---To be continued---
さて、8月といえば夏。
夏といえば、海……
自分、この時期になると毎年海に行ってましたよ。
……学校の行事でね。
そして、毎年のように日焼けをして……
風呂に入るのが辛かったです。(ぁ
皆さんも、海に行く時には日焼け止めクリーム等を
持って行った方がいいですよ。
そうしないと、自分の二の舞になると思うので……
……では、本編に入りましょう。
そろそろ学校の行事で合宿が迫ってきています。
なので、1週間程出かける事に……
……無事帰ってこれる事を祈りましょう。(何故
では、始まり!
【city legend blue】
≪17章 着陸≫
「スイス?」
彼女はもう一度聞いた。
―簡単なことだ。 1億2356万円から手数料を引いた額を振込み日の為替で計算してピッタリになるのはスイスフランだけだ。
個人財産に対して守秘気味を負うスイスのオフショアバンクなら裏資金を預けるのに最適だ。
この数時間、彼女に資金工作の講座を開いたせいでエコノミークラスにもかかわらず全く退屈しなかった。
飛行機はスイスへの直行便である。結構前に飛行機は下降を始め、もう数分で着陸姿勢に入るだろう。
数十分後、飛行機は予定時刻丁度にチューリッヒ国際空港に着陸した。
搭乗半券をしおり代わりに本に挟み、二人分荷物を降ろす。
「コレが観光だったらいいんだが」
「え? 何か言った?」
気圧の変化で耳が良く聞こえないらしい。
「そういえば」
税関を通り抜ける時、彼女に話しかけた。
もう耳は治っているだろう。
「え? 何か言った?」
―適応力はあまり芳しくない。
「ここまで来るのが簡単すぎないか?」
「ええ。誰にも邪魔されなかったし」
「おかしいと思わないか? 殺す必要がある標的が海外に逃げているんだぞ?」
「でも追いかけてきて欲しいとは思わないでしょ?」
「まぁ、確かに」
正論である。
「ところで目指す銀行は何処にあるの?」
「銀行といっても大きなところではない。 出来ればつながりのある所の方がいい。」
「スイスの銀行とつながりがあるの?」
「一応、伊達に仕事はやってなかったつもりだが…」
「ふぅん」
ふぅん、といわれても。
「情報収集…と、言っても会社名義の口座が本当に存在するか確かめるだけだけど」
「先が長く感じるわ…」
―こっちだってその点では負ける気がしない。
空港を出たところでレンタカーを借りようと考えたが、結局中止した。
資金にも限りはある。 こちらはスポンサーである彼女が居なければ行動できない。
結局、市内バスを待つことになったが、これが観光だったら、との考えは彼女も同じらしい。
---To be continued---
どうも、YUKINTAです。
只今、学校での定期試験真最中。
なので、PCの前に立つことすらあまりできず><
……しかし、俺はそんな簡単には諦めません。(ぁ
……では、本編に入りましょう。
本日は試験2日目で、明日で試験が終わります。
そして、色々な計画の準備期間へと入ります。
その計画は……ここには書きません。(ぇ
では、始まり!
【city legend blue】
≪15章 国外逃亡≫2月12日 午後5時30分
航空機内
2人はもうすぐ日本の領空から出ようとしていた。
彼女、如月常務の娘は行動派であることは散々身をもって知らされた。
エンジン音がいくらか静かになり、まもなくベルトサインが消えた。
2週間前が遠い昔に思える。
いや、実際に昔になっているのかもしれない。
もう戻れないという気持ちと、これからどうすべきかという悩みの葛藤にはうんざりしていた。
12月9日 午後10時20分
如月邸
テーブルには山積みになった資料や本とノートパソコンが置かれている。
いい加減まぶたが重いが、目の前に座った彼女は一心に書類を読み漁っている。
自分がこの調子では申し訳ない限りだ。
彼女の入れたさめた紅茶を啜り、たずねた。
「そっちはどう?」
「えぇ、まぁまぁの収穫よ」
書類から目を離さずに答えた後、不意に向き直った。
「で、そっちは順調?」
「ああ」
手元に銀行の明細を取り出して言った。
「常務が"暗号"の手紙を書いたって言う日と同じ日の午前、オンラインバンクから都市銀行に1億3000万円ほど送金指示を出したのち、出金している」
「1億円、その"暗号"と何か関係あるのかしら?
『明日、"個人国際銀行"104を確認します。』と書いてあるって事からすると、その"個人国際銀行"にその1億3000万を振り込んだと考えるのが妥当じゃない?」
「あぁ。正確には1億2356万円。 その後644万円を元の口座に戻してる」
「うーん、中途半端な額ね」
「そういえばその日といえば」
彼女が思い出したように紙の山の中から1枚のコピーを取り出した。
どうやら目論見書の一部らしい。ヘッダーの日付はやはり明細と同じだ。
「引き出した1億をこれに投資したのか…仮にそうだとしたら何故だ…?」
彼女の差し出した目論見書を覗き込む。
「ここに父の手書きの補足があるでしょ?」
「え?て、『手数料:10年1550万JPY』
これって10年で1550万円の手数料がかかるって事だろ…」
「ええ、滅多に無いわね」
「あぁ。利回りが相当高くないと無理だ。 こんな物買う奴がいるのか?」
「……え? 普通誰でも欲しいと思わない…?」
―何か大きく勘違いしているようだ。
---To be continued---
只今、学校での定期試験真最中。
なので、PCの前に立つことすらあまりできず><
……しかし、俺はそんな簡単には諦めません。(ぁ
……では、本編に入りましょう。
本日は試験2日目で、明日で試験が終わります。
そして、色々な計画の準備期間へと入ります。
その計画は……ここには書きません。(ぇ
では、始まり!
【city legend blue】
≪15章 国外逃亡≫
航空機内
2人はもうすぐ日本の領空から出ようとしていた。
彼女、如月常務の娘は行動派であることは散々身をもって知らされた。
エンジン音がいくらか静かになり、まもなくベルトサインが消えた。
2週間前が遠い昔に思える。
いや、実際に昔になっているのかもしれない。
もう戻れないという気持ちと、これからどうすべきかという悩みの葛藤にはうんざりしていた。
如月邸
テーブルには山積みになった資料や本とノートパソコンが置かれている。
いい加減まぶたが重いが、目の前に座った彼女は一心に書類を読み漁っている。
自分がこの調子では申し訳ない限りだ。
彼女の入れたさめた紅茶を啜り、たずねた。
「そっちはどう?」
「えぇ、まぁまぁの収穫よ」
書類から目を離さずに答えた後、不意に向き直った。
「で、そっちは順調?」
「ああ」
手元に銀行の明細を取り出して言った。
「常務が"暗号"の手紙を書いたって言う日と同じ日の午前、オンラインバンクから都市銀行に1億3000万円ほど送金指示を出したのち、出金している」
「1億円、その"暗号"と何か関係あるのかしら?
『明日、"個人国際銀行"104を確認します。』と書いてあるって事からすると、その"個人国際銀行"にその1億3000万を振り込んだと考えるのが妥当じゃない?」
「あぁ。正確には1億2356万円。 その後644万円を元の口座に戻してる」
「うーん、中途半端な額ね」
「そういえばその日といえば」
彼女が思い出したように紙の山の中から1枚のコピーを取り出した。
どうやら目論見書の一部らしい。ヘッダーの日付はやはり明細と同じだ。
「引き出した1億をこれに投資したのか…仮にそうだとしたら何故だ…?」
彼女の差し出した目論見書を覗き込む。
「ここに父の手書きの補足があるでしょ?」
「え?て、『手数料:10年1550万JPY』
これって10年で1550万円の手数料がかかるって事だろ…」
「ええ、滅多に無いわね」
「あぁ。利回りが相当高くないと無理だ。 こんな物買う奴がいるのか?」
「……え? 普通誰でも欲しいと思わない…?」
―何か大きく勘違いしているようだ。
---To be continued---

