どうも、YUKINTAです。
今は秋……いや、冬でしょうか?
それはともかく、本日公開ですね、『デスノート』の後編。
自分は、土日辺りにでも見に行きますよ。
映画版の最後はどうなるのか、気になりますし。
……まぁ、多分一人で見ることになるでしょう。
……では、本編に入りましょう。
今回の21章は(a)(b)(c)の3つに分ける予定です。
理由は、『少し長め』だから。
……まぁ、のんびりと行きましょう。
では、始まり!
【city legend blue】
≪21章 急襲a≫
それはまったく予期せず起こった。
ドアに覗き窓を開け、私のこめかみを掠り、ベッドの羽毛を散らし、彼女、如月 麗華の左手を貫いた。
そうまでして自分に2度目の「逃走」を図らせたそれは、
―それは、銃弾だった。
衣装掛けの首が粉砕され、あたり一面に照明具の破片とベッドから羽毛が飛び散り、窓ガラスに放射線が引かれた。
私は枕の下から40口径のハンドガンをつかむと、2つのベッドの間へ転がり込んだ。
相手の銃器から1秒に数十回発せられる1つ1つの発射音は連続して聞こえた。
その音が止まり、玉切れを知らせる、カチリという音を聞いた後、ほぼ反射的に相手の居る方向に向かって3発射撃した。
そこに居る彼女の手をつかみ、窓を撃ち割って外の屋根に転がり出た。
大きな音をたて、2回の窓から落ちた2人はゴミの詰まった段ボール箱に自由落下していった。
刹那、銃声。
自分が何を叫んでいたかは分からず、彼女の声も耳には入っても脳は処理できなかったらしい。
落下時の激痛の中、立ち上がると細いごみごみとした路地を全速力で走った。
右手にはまだ銃が握られており、それと同じくらいに左手の彼女の手首も冷たかった。
ただ心臓だけが沸騰寸前だった。
睡眠から一気に脳がこの状況を把握するのには少々時間を要した。
路地を抜けると1台の黒塗りの車が横付けされている。ドアは開いている。
そこから降りるスーツ姿の男が銃を構える前に、路地を曲がった。
ここなら車は入れない。真夜中にカーチェイスは避けたいし、勝ち目が無い。
鼓動と傍らの息遣いに混じり、多くの人間を背中に感じた。
廃棄物用のアルミ製の巨大な荷台やプラスチックのゴミ箱といった、
最近の日本ではすっかり見ないような物が散乱する裏地は曲がりくねり、乱雑のものがつまれ、狭苦しい。
多々銃口が一直線に向かないのが救いだ。
何とかまわず物を蹴り倒し、道を塞ごうと試みる。
T字路を左に曲がった瞬間、右に人影が見えた。
転倒しかけ、彼女の手とともに建物の間に飛び込んだ瞬間、破裂音と、一瞬送れて耳元での叫びが聞こえる。
彼女はすでに1発腕に傷を受けている。2発目が当たったのだとしたら命が危ない。
とっさに合板で作られた壁の穴に入った。壁は路地の仕切りらしく、
壁の向こうは数十年前のニューヨークを思わせる煩雑で油で汚れた、迷路のような廃工場を思わせる建物だった。
内部は錆びた波板で増築を繰り返した巣を連想させ、都会の悪面を写していた。
後ろにはまだ気配がある。
---To be continued---
今は秋……いや、冬でしょうか?
それはともかく、本日公開ですね、『デスノート』の後編。
自分は、土日辺りにでも見に行きますよ。
映画版の最後はどうなるのか、気になりますし。
……まぁ、多分一人で見ることになるでしょう。
……では、本編に入りましょう。
今回の21章は(a)(b)(c)の3つに分ける予定です。
理由は、『少し長め』だから。
……まぁ、のんびりと行きましょう。
では、始まり!
【city legend blue】
≪21章 急襲a≫
それはまったく予期せず起こった。
ドアに覗き窓を開け、私のこめかみを掠り、ベッドの羽毛を散らし、彼女、如月 麗華の左手を貫いた。
そうまでして自分に2度目の「逃走」を図らせたそれは、
―それは、銃弾だった。
衣装掛けの首が粉砕され、あたり一面に照明具の破片とベッドから羽毛が飛び散り、窓ガラスに放射線が引かれた。
私は枕の下から40口径のハンドガンをつかむと、2つのベッドの間へ転がり込んだ。
相手の銃器から1秒に数十回発せられる1つ1つの発射音は連続して聞こえた。
その音が止まり、玉切れを知らせる、カチリという音を聞いた後、ほぼ反射的に相手の居る方向に向かって3発射撃した。
そこに居る彼女の手をつかみ、窓を撃ち割って外の屋根に転がり出た。
大きな音をたて、2回の窓から落ちた2人はゴミの詰まった段ボール箱に自由落下していった。
刹那、銃声。
自分が何を叫んでいたかは分からず、彼女の声も耳には入っても脳は処理できなかったらしい。
落下時の激痛の中、立ち上がると細いごみごみとした路地を全速力で走った。
右手にはまだ銃が握られており、それと同じくらいに左手の彼女の手首も冷たかった。
ただ心臓だけが沸騰寸前だった。
睡眠から一気に脳がこの状況を把握するのには少々時間を要した。
路地を抜けると1台の黒塗りの車が横付けされている。ドアは開いている。
そこから降りるスーツ姿の男が銃を構える前に、路地を曲がった。
ここなら車は入れない。真夜中にカーチェイスは避けたいし、勝ち目が無い。
鼓動と傍らの息遣いに混じり、多くの人間を背中に感じた。
廃棄物用のアルミ製の巨大な荷台やプラスチックのゴミ箱といった、
最近の日本ではすっかり見ないような物が散乱する裏地は曲がりくねり、乱雑のものがつまれ、狭苦しい。
多々銃口が一直線に向かないのが救いだ。
何とかまわず物を蹴り倒し、道を塞ごうと試みる。
T字路を左に曲がった瞬間、右に人影が見えた。
転倒しかけ、彼女の手とともに建物の間に飛び込んだ瞬間、破裂音と、一瞬送れて耳元での叫びが聞こえる。
彼女はすでに1発腕に傷を受けている。2発目が当たったのだとしたら命が危ない。
とっさに合板で作られた壁の穴に入った。壁は路地の仕切りらしく、
壁の向こうは数十年前のニューヨークを思わせる煩雑で油で汚れた、迷路のような廃工場を思わせる建物だった。
内部は錆びた波板で増築を繰り返した巣を連想させ、都会の悪面を写していた。
後ろにはまだ気配がある。
---To be continued---
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://yuuki822.blog33.fc2.com/tb.php/49-d4f3a163

